当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。
「お気に入りの靴には、毎回防水スプレーをかけたほうがいいのかな」
「雨の予報がある日は、出かける直前にとりあえずかけている」
大切な靴をきれいに履き続けたいと思うほど、こうした疑問や習慣があるのではないでしょうか。
結論から言うと、防水スプレーの頻度は素材と使い方で変わり、回数より「かけた後にしっかり乾かすこと」が大切です。
出かける直前にかけても、乾く前に雨に当たると効果を発揮しにくくなります。
この記事では、素材別・場面別の頻度の目安と、乾かす時間、安全なかけ方、白いスニーカーや新品の靴にかけるときの注意点を紹介します。
防水スプレーの頻度は素材と使い方で決まる【早見表】
防水スプレーをかける頻度に、すべての靴に共通する「〇日に1回」という正解はありません。
素材やどんな場面で履くかによって、かけ直すタイミングは変わります。
まずは早見表で、手持ちの靴の目安を確認しましょう。
素材別の頻度の目安
下の表は一般的な目安です。
雨の日によく履く靴や毎日履く靴は、目安より早めにかけ直すと安心です。
| 素材 | 頻度の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 布のスニーカー(キャンバス・メッシュ) | 1〜2週間に1回 | 繊維に汚れや水が入り込みやすいので、こまめにかけ直す |
| 革靴(スムースレザー) | 月に1〜2回、靴磨きの仕上げに | 靴クリームでの手入れの後にかけると、手入れの流れに組み込みやすい |
| スエード・ヌバック(起毛革) | 2週間に1回、ブラッシングの後に | 水シミができやすいので、表革より早めにかけ直す |
| 合成皮革 | 月に1回程度 | もともと水を弾きやすいので、縫い目からの浸水を防ぐ目的で使う |
場面別のかけるタイミング
素材だけでなく、「いつかけるか」も大切です。
雨の予報が出ている日は、前日の夜にかけておくのが一番確実です。
| 場面 | タイミング |
|---|---|
| 新品の靴を履き下ろすとき | 履く前日までにかけて、しっかり乾かしておく |
| 雨の予報が出ている日 | 前日の夜。当日なら製品の表示どおりに乾かせる時間をとる |
| 靴を洗った後 | 完全に乾いてから |
| 長く保管する前 | 汚れを落として乾かしてから |
「効果が落ちた」と判断する3つのサイン
頻度はあくまで目安です。
次のようなサインが出たら、頻度にかかわらず、かけ直すタイミングです。
- 水滴が玉にならず、広がって染み込む
- 以前は転がり落ちていた水滴が、生地になじむように広がったら効果が落ちています。
- ほこりや砂汚れが払い落としにくくなった
- 防水スプレーには汚れをつきにくくする効果もあります。汚れが繊維に絡むようになったら、かけ直しましょう。
- 履きジワの部分だけ色が濃くなる
- 指の付け根あたりは歩くたびに曲がるので、ほかの部分より早く効果が落ちやすい場所です。
防水スプレーを乾かす時間と乾かす場所

防水スプレーは、かけた後に乾くことで効果を発揮します。
「出かける直前にかけて、すぐに雨の中を歩く」という使い方では、本来の効果を得にくくなります。
乾かす時間は製品の表示に従う
乾かすのに必要な時間は、製品によって違います。
15分程度のものもあれば、1時間ほど置くよう案内しているものもあります。
缶に書かれている乾燥時間を確認し、その時間はしっかり置いてから履くのが基本です。
時間に余裕があるなら、前日の夜にかけて一晩置いておくと、朝は安心して履いて出かけられます。
朝しか時間がないときは、起きてすぐにかけて、身支度の間に乾かしましょう。
乾かすのは風通しのよい屋外の日陰で
乾かすときも、閉め切った玄関や室内には置かず、風通しのよい屋外の日陰で乾かしましょう。
直射日光の当たる場所は、革やゴムを傷めるおそれがあるので避けます。
ドライヤーの熱風を当てて早く乾かすのもやめましょう。
革が乾燥してひび割れたり、接着剤がゆるんで剥がれの原因になったりします。
防水スプレーを安全に使うための注意点

防水スプレーの霧を吸い込むと、呼吸が苦しくなったり、発熱したりする中毒事故が起きています。
消費者庁にも、狭い玄関や閉め切った車内で靴にスプレーして体調を崩した事例が寄せられています。
必ず屋外で、風上からかける
消費者庁は、事故を防ぐために次の点を呼びかけています。
- マスクをして、風通しのよい屋外で使う
- 風向きに注意し、風上から風下に向かってかける
- 顔の近くでスプレーしない
- 一度に大量に使わない
- 周りに人がいないか確認してから使う
玄関のドアを開けていても、風向きが変わって霧を吸い込んだ事例があるので、必ず屋外で使いましょう。
小さな子どもやペットが近くにいるときも使わないようにします。
吸い込んでしまったら早めに相談する
症状は、時間がたってから出ることもあります。
吸い込んでしまったときは、日本中毒情報センターやかかりつけの医療機関に早めに相談しましょう。
息苦しさがある場合は、すぐに新鮮な空気のある場所へ移動してください。
防水効果を高める重ねがけのやり方

1回で全体にかけたら、乾かしてから濡れやすい部分にもう一度かけると、ムラを減らせます。
手順は次のとおりです。
手順1:汚れを落としてから全体にかける
汚れたままスプレーすると、汚れの上からコーティングすることになるので、まずはブラシでほこりを払います。
汚れがひどいときは、洗ってしっかり乾かしてからかけましょう。
重曹を使ったつけおき洗いの方法はこちらで紹介しています。

汚れを落としたら、屋外で靴から20〜30cmほど離し、全体にムラなくかけます。
液が垂れるほどかけるのは避けましょう。
手順2:乾いたら濡れやすい部分にもう一度
1回目が乾いたら、濡れやすい部分にもう一度かけます。
全体ではなく、雨や水はねを受けやすい部分だけに重ねるのがポイントです。
| 重ねてかける場所 | 理由 |
|---|---|
| つま先 | 雨が当たりやすく、水はねも受けやすい |
| 指の付け根(履きジワ) | 歩くたびに曲がり、効果が落ちやすい |
| 縫い目 | 縫い目のすき間から水が入りやすい |
手順3:しっかり乾かしてから履く
2回目が終わったら、製品の表示どおりの時間をおいて、しっかり乾かします。
雨の前日の夜や週末の手入れのときにまとめて行うと、習慣にしやすくなります。
白いスニーカーに防水スプレーをかけるときの注意点

白いスニーカーは汚れが目立つので、防水スプレーで汚れを防ぐのがおすすめです。
ただし、かけ方を間違えるとシミの原因になることもあります。
フッ素系のスプレーを選ぶ
防水スプレーには、主に「フッ素系」と「シリコン系」があります。
白いスニーカーや革靴には、通気性を保ちやすく汚れも防ぐフッ素系を選ぶのが一般的です。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| フッ素系 | 繊維の一本一本をコーティングするので通気性を保ちやすい。水だけでなく油汚れも弾く |
| シリコン系 | 表面に膜を作るので水を弾く力が強い一方、通気性は落ちやすい。傘やレインウェア向き |
どちらの成分かは、缶の表示で確認できます。
近づけすぎるとシミになる
近い距離から一か所に集中してかけると、そこだけ色が濃くなってシミになることがあります。
20〜30cmほど離し、腕を動かしながらふんわりと霧をのせるようにかけるのがコツです。
かけすぎて液がたまったときは、乾いた布でこすらずに押さえるように吸い取りましょう。
靴ひもは外してかけるのがベスト
靴ひもを外すと、ひもの下に隠れた部分にもスプレーが届きます。
外したひもにもかけておけば、白いひもが汚れにくくなります。
毎回外すのが大変なら、新品を履き下ろすときや月に1回のしっかりした手入れのときだけでも外してかけましょう。
新品の靴に防水スプレーをかけるタイミング

防水スプレーを一番かけておきたいのは、新品の靴を履き下ろす前です。
一度ついた汚れは落としきれないことも多いので、汚れる前に防いでおくのが効果的です。
靴を下ろすのに縁起のよい日は、こちらの記事で紹介しています。

履く前にかけておくと汚れを防げる
新品のうちに防水スプレーをかけておくと、泥や飲みこぼしが繊維の奥まで染み込みにくくなります。
汚れが表面にとどまるので、さっと拭くだけで落としやすくなります。
買ったらやっておきたい手順
新しい靴を買ったら、すぐに履きたい気持ちを少しおさえて、次の手順で準備しましょう。
- 靴ひもを外す
- ブラシで軽くほこりを払う
- 屋外で全体にかけ、乾いたらつま先や縫い目に重ねてかける
- 外した靴ひもにもかける
- 一晩しっかり乾かしてから、ひもを通して履く
よくある質問|靴の防水スプレーのトラブル解決
防水スプレーを使うときによくある失敗や疑問をまとめました。
かける前の確認に使ってください。
かけすぎて白くなったときの対処法は?
かけすぎたり近づけすぎたりすると、成分が白く残ることがあります。
まずはやわらかいブラシや乾いた布で、余分な成分を払い落としましょう。
それでも残る場合は、靴用のクリーナーで目立たない場所から試してください。
革靴の場合は、その後に靴クリームで手入れしておきます。
濡れている靴にかけても意味はある?
濡れた靴にかけても、成分がなじまず効果を発揮しにくくなります。
靴が濡れたときは、まず完全に乾かしてからかけ直しましょう。
濡れた靴を早く乾かす方法は、濡れた靴を早く乾かす方法で紹介しています。
100均の防水スプレーでも効果はある?
水を弾く効果はあります。
ただし、成分や持ちは商品によって違います。
革靴や白いスニーカーに使うなら、缶の表示で成分と使える素材を確認してから選ぶと安心です。
防水スプレーに使用期限はある?
使用期限は製品によって違うので、缶の表示を確認しましょう。
長く保管していたスプレーは、まず目立たない場所に試しにかけてから使うと安心です。
噴射が弱い、霧にならないといった場合は、新しいものに替えましょう。
室内でスプレーしてしまったらどうする?
すぐに窓を開けて換気し、その場所から離れてください。
息苦しさや気分の悪さがあるときは、日本中毒情報センターや医療機関に早めに相談しましょう。
次からは必ず屋外で使うようにします。
スプレー缶を捨てるときの注意点は?
スプレー缶は、中身を使い切ってから捨てるのが基本です。
中身を出すときは、火の気のない風通しのよい屋外で行いましょう。
穴を開けるかどうかなど、捨て方は自治体によって違うので、お住まいの地域のルールを確認してください。
