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「汚れたスニーカーをまとめて洗いたいけれど、手洗いは面倒」「子どもの上履きを毎週洗うのが大変」と感じている方は多いのではないでしょうか。
そんなときに便利なのが、コインランドリーにある靴専用の洗濯機と乾燥機です。
結論からいうと、スニーカーや上履きは、コインランドリーの靴専用の機械で洗濯から乾燥まで1時間前後、数百円で済ませられます。
洗剤は機械から自動で入るため、靴を持っていくだけで使えます。
ただし、革靴や傷んだ靴など、コインランドリーに向かない靴もあります。
この記事では、コインランドリーで洗える靴と洗えない靴、料金と時間の目安、スニーカーランドリーの使い方、注意点、汚れが落ちなかったときの対処法まで、初めての方にも分かるように解説します。
靴はコインランドリーで洗える?
コインランドリーで靴を洗うときは、普段の衣類用の洗濯機ではなく、靴専用の機械を使います。
まずは、どんな機械でどんな靴が洗えるのかを確認しましょう。
普通の洗濯機ではなく靴専用の機械を使う
靴を洗えるコインランドリーには、「スニーカーランドリー」と呼ばれる靴専用の洗濯機と乾燥機が置かれています。
洗濯機の中にはブラシが付いていて、水流とブラシで靴の表面と内側の汚れをこすり落とす仕組みです。
衣類用の大きな洗濯機や乾燥機に靴を入れると、靴が傷むだけでなく、機械の故障や、ほかの利用者の衣類に砂や泥が付く原因になります。
靴を洗うときは、必ず靴専用と書かれた機械を使いましょう。
靴専用の機械は、すべてのコインランドリーに置いてあるわけではありません。
コインランドリーのチェーンの公式サイトや地図アプリで「スニーカーランドリー」と検索すると、置いている店舗を探せます。
洗える靴と洗えない靴
コインランドリーで洗えるのは、水で洗っても傷みにくい素材の靴です。
キャンバス地やメッシュ、合成繊維のスニーカーや上履きは、コインランドリーに向いています。
| 洗える靴 | 洗えない・向かない靴 |
|---|---|
| キャンバス地のスニーカー | 本革の革靴やパンプス |
| メッシュのランニングシューズ | スエードやヌバックの靴 |
| 合成繊維の運動靴 | 長靴やゴム製のレインブーツ |
| 子どもの上履きや運動靴 | 装飾やビーズが付いた靴 |
| 布製のスリッポン | 底がはがれかけている古い靴 |
靴の中のタグに洗濯表示がある場合は、水洗いができるか確認してから洗いましょう。
革や天然素材の靴は、水と熱で硬くなったり縮んだりするおそれがあります。
コインランドリーと自宅で洗う場合の違い
自宅で靴を手洗いすると、ブラシでこする手間に加えて、乾くまでに1〜2日かかることもあります。
コインランドリーなら、洗濯から乾燥まで1時間前後で終わり、その日のうちに履けるのが大きな違いです。
一方で、つま先の黒ずみや部分的なシミは、機械洗いだけでは落ちきらないことがあります。
汚れがひどい部分は、事前に手でこすっておくなど、自宅でのひと手間と組み合わせるときれいに仕上がります。
自宅の洗濯機で靴を洗いたい場合は、故障のリスクや手順を以下の記事で解説しています。

スニーカーランドリーの料金と時間の目安

スニーカーランドリーの料金や時間は、店舗や機械によって異なります。
ここでは、機械メーカーの仕様をもとに一般的な目安を紹介します。
洗濯と乾燥の料金
スニーカーランドリーの料金は、洗濯機と乾燥機で別々にかかるのが一般的です。
大手メーカーの靴用洗濯機は、1回の料金を200〜500円の間で店舗が設定できる仕様になっています。
乾燥機は100円で動く時間を店舗が決める仕組みで、出荷時は100円で20分に設定されています。
洗濯と乾燥を合わせて、500円前後が一つの目安です。
| 項目 | 料金の目安 |
|---|---|
| 洗濯 | 1回200〜500円 |
| 乾燥 | 100円で約20分(店舗により異なる) |
| 洗剤 | 機械から自動で入るため不要 |
実際の料金は機械に表示されているので、使う前に確認してください。
スニーカーウォッシャーMCW-W7C | アクア株式会社(AQUA)
洗濯と乾燥にかかる時間
洗濯は1回20分ほどで終わる機械が多いです。
乾燥にかかる時間は靴の素材や厚さで変わり、メーカーの目安では、化繊のジョギングシューズで約20分、木綿のバスケットシューズやテニスシューズで約40分です。
| 靴の種類 | 乾燥時間の目安 |
|---|---|
| 化繊のジョギングシューズ | 約20分 |
| 木綿のバスケットシューズ・テニスシューズ | 約40分 |
| 化繊の子ども靴 | 約15〜20分 |
洗濯と乾燥を合わせると、40分〜1時間ほどを見ておくと安心です。
最近は、洗濯から乾燥までを1台で続けて行える機械も登場しています。
一度に洗える足数
靴用の洗濯機で一度に洗えるのは、大人の靴なら2足、子どもの靴なら4足までが一般的です。
機種によっては、大人3足・子ども5足まで洗えるものもあります。
足数の上限を超えて詰め込むと、汚れが落ちにくくなるうえ、脱水や乾燥も不十分になります。
家族の靴をまとめて洗うときは、上限を守って何回かに分けるのがきれいに仕上げるコツです。
スニーカーランドリーの使い方

スニーカーランドリーの使い方はシンプルですが、ちょっとした準備で仕上がりが変わります。
初めて使う方のために、手順を順番に紹介します。
洗う前の準備
コインランドリーに行く前に、靴の泥や砂を落としておきましょう。
靴底どうしを軽くたたいたり、ブラシでこすったりするだけでも十分です。
靴紐は外すか、ほどけないようにしっかり結んでおきます。
中敷きが外せるタイプは取り出して、別に手洗いすると、中敷きの型崩れを防ぎながら靴の内側までしっかり洗えます。
洗濯機の使い方
靴用の洗濯機は、次の手順で使います。
- 洗濯槽の汚れが気になる場合は、槽洗浄のボタンを押して洗濯槽を洗う
- 靴を機械に表示されている向きで入れる
- ふたを閉めて料金を入れ、スタートする
- 20分ほどで洗濯と脱水が終わるのを待つ
靴を入れる向きは機械によって異なり、かかとを奥にして立てるものや、横向きに入れるものがあります。
機械に貼られている説明の図に合わせて入れると、ブラシがしっかり当たり汚れが落ちやすくなります。
乾燥機の使い方
洗濯が終わったら、靴を靴用の乾燥機に移します。
乾燥機の中には靴を引っかけるハンガーがあり、靴の奥までハンガーを差し込んで掛けるのが基本です。
料金を入れると温風が出て、靴の内側から乾かしてくれます。
厚手の靴は一度で乾ききらないこともあるため、取り出したら靴の中を手で触って、湿っていれば追加で乾燥するようにしましょう。
乾燥だけ使う場合
靴用の洗濯機と乾燥機は別々の機械になっていることが多く、乾燥機だけを使うこともできます。
雨で濡れた靴や、自宅で手洗いした靴を早く乾かしたいときに便利です。
濡れた靴を一晩放置すると、雑菌が増えて臭いの原因になるため、急いで乾かしたいときは乾燥機の利用を検討しましょう。
コインランドリーに行けないときの乾かし方は、以下の記事で紹介しています。

コインランドリーで靴を洗うときの注意点

コインランドリーは手軽な反面、靴の状態や使い方によってはトラブルになることもあります。
洗う前に確認しておきたい注意点をまとめました。
色落ちや型崩れが心配な靴
濃い色のスニーカーは、洗濯で色が落ちて、一緒に洗った白い靴に色が移ることがあります。
色の濃い靴と白い靴は、別々に洗うと安心です。
柔らかい素材の靴は、ブラシや水流で形が崩れることもあります。
お気に入りの靴や買ったばかりの靴は、目立たない部分を水で濡らして色落ちしないか確認するか、自宅で手洗いしましょう。
熱で接着がはがれることがある
スニーカーの靴底は、接着剤で本体に貼り合わされているものが多くあります。
靴用の乾燥機は低温で乾かすように作られていますが、古い靴や接着が弱っている靴は、熱や水で底がはがれることがあります。
衣類用の高温の乾燥機に靴を入れるのは避けましょう。
靴底がはがれかけている靴は、洗う前に修理するか、手洗いにとどめるのがおすすめです。
泥だらけの靴を入れるのはマナー違反
泥や砂が大量に付いたまま靴を入れると、洗濯槽に汚れがたまり、次に使う人の靴まで汚してしまいます。
排水が詰まって機械が故障する原因にもなります。
大きな泥は自宅で落としてから持っていくのが、コインランドリーを気持ちよく使うためのマナーです。
使い終わったら、洗濯機や乾燥機の中に砂や靴紐が残っていないか確認しましょう。
汚れや臭いが落ちなかったときの対処法

コインランドリーで洗っても、汚れや臭いが残ることがあります。
落ちなかったときの対処法を、汚れの種類ごとに紹介します。
靴の内側やつま先の汚れ
靴の内側のつま先は、ブラシが届きにくく、汚れが残りやすい部分です。
洗う前に、使い古しの歯ブラシに洗剤を付けて内側をこすっておくと、仕上がりがよくなります。
ゴム部分の黒ずみや黄ばみは、機械洗いでは落ちにくい汚れです。
ゴムの汚れには、重曹やメラミンスポンジなど汚れに合った方法で部分的に手入れするのが効果的です。
ゴムの黄ばみの落とし方は、以下の記事で詳しく解説しています。

臭いが残る場合
洗ったのに臭いが残る場合は、靴の中まで乾ききっていない可能性があります。
生乾きは雑菌が増える原因になるため、追加で乾燥して完全に乾かすことが大切です。
それでも臭いが取れないときは、重曹を溶かしたぬるま湯につけ置きする方法もあります。
つけ置きの分量や時間は、以下の記事を参考にしてください。

大切な靴は宅配クリーニングに任せる
コインランドリーで落ちない汚れや、自分で洗うのが不安な靴は、靴専門の宅配クリーニングに任せる方法があります。
職人が素材に合わせて手作業で洗うため、機械洗いでは落ちない汚れや臭いまで対応してもらえるのが強みです。
靴専門の宅配クリーニングのKutoon Washは、スニーカーなら機械洗いで1足500円から、子ども靴は400円から出せます。
箱に詰めて送るだけで、自宅にいながら靴をきれいにできます。
革靴やブーツなど、スニーカー以外の靴も含めて業者を比べたい方は、以下の記事で料金と特徴をまとめています。

よくある質問|靴のコインランドリーのトラブル解決
靴のコインランドリーについて、よく寄せられる疑問にお答えします。
初めて使う前の不安の解消に役立ててください。
洗剤は持っていく必要がある?
靴用の洗濯機の多くは、靴用の洗剤が自動で入る仕組みになっているため、洗剤を持っていく必要はありません。
ただし洗剤の投入方法は機械によって異なるため、使う前に機械の表示を確認し、説明に従って使うようにしましょう。
手ぶらで行けるのも、コインランドリーで靴を洗う大きなメリットです。
上履きや子どもの靴も洗える?
上履きや子どもの運動靴は、コインランドリーで洗うのに向いている靴です。
子どもの靴なら一度に4足ほど洗える機械が多く、きょうだいの分もまとめて洗えます。
泥汚れが多い場合は、事前に泥を落としてから入れましょう。
革靴や長靴は洗える?
本革の革靴やパンプス、スエードの靴は、水と熱で硬くなったり縮んだりするため、コインランドリーでは洗えません。
長靴やゴム製のレインブーツも、靴用の洗濯機には向いていません。
革靴は専用のクリーナーで手入れするか、靴の宅配クリーニングを利用するのがおすすめです。
中敷きも一緒に洗っていい?
中敷きを入れたまま洗うと、型崩れしたり、乾きにくくなったりすることがあります。
外せる中敷きは取り出して、手洗いしてから陰干しするのが安心です。
中敷きが外せない靴は、そのまま洗って、乾燥後に中が乾いているか確認しましょう。
靴が傷んだり縮んだりしない?
靴用の乾燥機は、靴底のゴムや接着部分を傷めにくい低温で乾かすように作られています。
ただし、古い靴や接着が弱っている靴は、洗濯や乾燥で底がはがれることがあるため注意が必要です。
靴を洗う頻度の目安は、以下の記事で解説しています。


