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雨の日のお出かけや、うっかり水たまりに足を踏み入れてしまった時、ぐっしょりと濡れた靴を前にして途方に暮れた経験はありませんか。
また、週末に洗った上履きやスニーカーが月曜日の朝になっても乾いておらず、慌ててドライヤーを当てた経験を持つ方も多いでしょう。
靴は衣類に比べて厚みがあり、構造が複雑なため、普通に置いておくだけではなかなか内部まで乾きません。
そのまま放置すれば不快な生乾き臭が発生するだけでなく、雑菌の繁殖や素材の劣化を招き、お気に入りの一足の寿命を縮めてしまう原因にもなります。
「明日までにどうしてもこの靴を履きたい」「出先で靴が濡れてしまったけれど、どうすれば最短で乾かせるのか」といった切実な悩みを解決するために、この記事では靴の専門的な視点から、最速かつ安全に靴を乾かすための具体的なテクニックを網羅しました。
定番の新聞紙や扇風機を使った方法はもちろん、ドライヤーを安全に使うための設定温度、さらには新聞紙がない状況での代替アイデアまで詳しく解説します。
靴の素材によって「やってはいけないこと」も存在します。
例えば、本革の靴に高温の熱を加えれば、修復不可能なひび割れや変形を引き起こしてしまいます。スピードを重視しつつも、大切な靴を守るためのバランスが重要です。
この記事を最後まで読めば、自宅にあるものや外出先の限られた道具だけで、驚くほど効率的に靴を乾燥させる術が身につくはずです。
靴を早く乾かすために欠かせない基本の準備
靴を早く乾かすための勝負は、乾燥機に入れたり新聞紙を詰めたりする前の「準備段階」で決まると言っても過言ではありません。
濡れたままの状態でいきなり風を当てても、表面の水分が蒸発するだけで、内部に溜まった水分はなかなか抜けません。
まずは、靴全体に含まれている水分の絶対量を物理的に減らすことが最優先事項となります。
靴を乾かすタイミングは洗った直後が多いですが、そもそも靴を洗う適切な頻度をご存知でしょうか。
素材を傷めないためのメンテナンスの基本は、以下の記事で初回しているのであわせてご覧ください。

表面と内側の水分を徹底的に拭き取る予備乾燥の手順
靴が濡れた直後、あるいは洗い終わった直後には、まず乾いたタオルを使って表面の水分を吸い取ります。
このとき、ゴシゴシと擦るのではなく、タオルを押し当てるようにして水分を移していくのがポイントです。
表面がきれいになったら、今度は靴の内側に乾いたタオルや厚手のキッチンペーパーを押し込み、奥の方に溜まっている水分をしっかりと吸い込ませます。
予備乾燥で水分を50%以上取り除いておくことが、その後の乾燥時間を劇的に短縮させる鍵となります。
特に、つま先部分は水分が溜まりやすく、かつ風が届きにくい場所であるため、指先を使ってタオルの先端をしっかりと奥まで押し込むようにしましょう。
インソールや靴紐を外してパーツごとに乾かす理由
靴を早く乾かすために絶対に欠かせないのが、インソール(中敷き)と靴紐を取り外す作業です。
インソールが敷かれたままだと、その下の底面との間に水分が閉じ込められ、いつまでもジメジメした状態が続いてしまいます。
インソールはそれ自体が厚みのあるスポンジ状であることが多いため、外して単体で干す方が圧倒的に早く乾きます。
また、靴紐も重なっている部分に湿気がこもりやすいため、面倒でも外してバラバラにしましょう。
パーツを分解して空気に触れる表面積を最大化させることが、乾燥スピードを向上させる基本原則です。
靴紐は洗濯バサミなどで吊るしておけば数時間で乾きますし、本体も紐がない状態の方が履き口が大きく開き、内部の換気がスムーズに行われます。
風の通り道を作り乾燥効率を高める置き方の工夫
靴を床にベタ置きしたまま乾かそうとするのは、最も効率の悪い方法です。
靴底と床の間に空気が流れないため、底面に近い部分の乾燥が著しく遅れるからです。
靴を早く乾かすには、壁に立て掛けたり、何らかの台に乗せて浮かせたりして、靴の周囲全体に空気を循環させる必要があります。
理想的なのは、つま先を上にして斜めに立て掛ける「つま先立ち」の状態です。
重力によって内部の水分がかかとの方に移動し、開口部から湿気が逃げやすくなる角度を確保してください。
もし専用のハンガーがない場合は、ペットボトルを2本用意し、その上に靴を逆さまに差し込むようにして設置すると、靴の内部に直接空気が入りやすくなり、乾燥効率が大幅にアップします。
自宅にある身近な道具で靴を早く乾かす最速テクニック

自宅で今すぐ実践できる乾燥術として、新聞紙や扇風機は非常に強力な味方になります。
特別な道具を買わなくても、これらを正しく組み合わせるだけで、一晩あれば十分に靴を乾かしきることが可能です。
雨の日、濡れた靴の乾かし方は?|日本気象協会 tenki.jp
新聞紙を詰めて内側の湿気を効率よく吸い取るコツ
新聞紙は非常に吸水性が高く、適度な柔らかさがあるため、靴の形に合わせて隙間なく詰めることができます。
ただし、ただ丸めて入れるだけでは不十分です。
まず、新聞紙を軽く手で揉んでシワをたくさん作ることで、表面積を増やし吸水効率を高めます。
これを靴のつま先の奥までしっかり詰め込みますが、あまりにパンパンに詰めすぎると空気の通り道がなくなってしまうため、ふんわりと余裕を持たせることが大切です。
新聞紙が水分を吸って湿ってきたら、こまめに新しいものと交換することが乾燥を早める最大のコツです。
最初の1時間は15分おき、その後も30分から1時間おきに交換すると、驚くほど早く内部が乾きます。
濡れたままの新聞紙を放置すると、逆に湿気を靴の中に戻してしまうので注意が必要です。
扇風機やサーキュレーターの風を当てる際の最適な角度
新聞紙で内部の水分を吸い取りつつ、外側からは扇風機やサーキュレーターで常に新鮮な風を送り続けます。
これにより、靴の周囲に停滞している湿った空気が吹き飛ばされ、気化熱による乾燥が促進されます。
当てる角度としては、靴の履き口から内部に向かって直接風が入り込むようにセットするのが最も効果的です。
扇風機を強風設定にし、靴の内部に風を循環させることで、自然乾燥に比べて約3倍以上のスピードで乾かすことが可能です。
もし扇風機が1台しかない場合は、左右の靴を交互に当てるのではなく、2足並べて全体に風が当たるように配置を工夫しましょう。
ドライヤーを使用する際の適切な設定温度と距離の目安
急ぎの場合、ドライヤーの熱を使って一気に乾かしたくなりますが、ここには大きな落とし穴があります。
多くの靴に使われている接着剤やゴム、合成皮革は熱に弱く、高温を至近距離で当て続けると変形や剥がれの原因になります。
ドライヤーを使う際は、必ず「温風」ではなく「冷風」か、可能であれば「低温モード」を選んでください。
ドライヤーの吹き出し口から少なくとも20cmから30cmは離し、一点に集中させず常に動かしながら風を当てるのが鉄則です。
ドライヤーによる過度な加熱は火災のリスクも伴うため、決して放置せず、手で温度を確かめながら作業を行いましょう。
ドライヤーによる火災や事故に注意|独立行政法人 製品評価技術基盤機構 NITE
洗濯機の脱水機能を活用して水分を一気に飛ばす裏技
もし靴が丸洗い可能なスニーカーであれば、洗濯機の脱水機能を使うのが最も時短になります。
手で絞るよりも圧倒的に多くの水分を弾き飛ばせるため、その後の乾燥が非常に楽になります。
ただし、そのまま洗濯槽に入れると「ガタンガタン」と大きな音を立て、靴も洗濯機も傷めてしまいます。
乾いた厚手のタオルで靴を包み、さらに洗濯ネットに入れてから脱水にかけることで、衝撃を抑えつつ効率よく水分を除去できます。
脱水時間は3分から5分程度で十分です。
これだけで、垂れるほどの水気がなくなり、新聞紙や扇風機の効果がより早く現れるようになります。
靴の素材に合わせてダメージを最小限に抑える乾燥方法

靴には様々な素材が使われており、それぞれ熱や湿気に対する耐性が異なります。
間違った方法で乾かすと、汚れが落ちにくくなったり、最悪の場合は二度と履けない状態になってしまうこともあります。
キャンバス地やメッシュ素材のスニーカーを乾かす際のポイント
布製のスニーカーは比較的丈夫ですが、最も厄介なのが「黄ばみ」です。
濡れたまま直射日光に当てて乾かすと、布に含まれる成分や洗剤の残りカスが紫外線に反応し、乾いた後に不快な黄色いシミが浮き出てくることがあります。
スニーカーを乾かす際は、直射日光を避けた風通しの良い「陰干し」を徹底することが美しさを保つポイントです。
もし汚れがひどい状態で濡れてしまった場合は、一度きれいに洗ってから乾燥工程に入ったほうが、乾いた後の仕上がりが格段にきれいになります。
本革や合皮の靴をひび割れや変形から守るための注意点
革靴にとって水分は天敵ですが、それ以上に恐ろしいのが「過乾燥」です。
雨に濡れた革靴をドライヤーの温風で急激に乾かすと、革に含まれる必要な油分まで一緒に蒸発してしまい、表面がガサガサになったりひび割れたりします。
また、一度変形した革は元に戻すのが非常に困難です。
革靴の場合は、新聞紙をこまめに交換しながら「常温の風」でゆっくりと時間をかけて乾かすのが正解です。
完全に乾ききる一歩手前の、わずかに湿り気を感じるタイミングで専用のクリーナーやクリームを使って油分を補給してあげると、革の柔軟性を保ちながら美しく蘇らせることができます。
ムートンやスエードなどデリケートな素材の正しい扱い方
起毛素材であるスエードや、羊の皮を使ったムートンブーツは、水分を含むと毛羽立ちが寝てしまい、質感が変わってしまうのが特徴です。
濡れた状態でブラッシングをしても逆効果ですので、まずは形を整えて乾燥させることに集中します。
ムートンブーツなどは、内部にタオルをしっかり詰めて筒の形を維持したまま、風通しの良い場所でじっくり乾かしてください。
乾燥が終わった後に、専用のブラッシングで毛並みを整えれば、元のふわふわとした質感を取り戻せます。
ドライヤーの熱は毛を硬くしてしまうため、厳禁です。
外出先やホテルで道具がない時の応急処置アイデア

出張先のホテルや外出先で雨に見舞われた際、手元に新聞紙や扇風機がないことも多いでしょう。
そんな限られた環境でも、身近なものを工夫すれば靴を乾かすことは可能です。
キッチンペーパーやタオルを詰め物として代用する方法
新聞紙がない場合に最も有効な代用品は、ホテルの備え付けのタオルや、コンビニでも買えるキッチンペーパーです。
特にキッチンペーパーは吸水性が非常に高く、新聞紙のようにインク移りを心配する必要がないため、白いスニーカーなどにも安心して使えます。
キッチンペーパーを惜しみなく使い、靴の中に隙間なく詰めて、濡れたらすぐに交換するサイクルを繰り返しましょう。
もしタオルを使う場合は、ホテルのバスタオルなどで靴を包み、その上から体重をかけて踏みつけることで、靴の深部にある水分をタオルの繊維に吸わせることができます。
使い捨てカイロを靴の中に入れて内側から湿気を飛ばす
冬場であれば、使い捨てカイロを靴の中に放り込むのも面白いアイデアです。
カイロは一定の熱を発し続けるため、蒸発を助けてくれます。
ただし、カイロ自体は水分を吸い取るわけではないため、これ単体では不十分です。
キッチンペーパーで水分を吸わせつつ、その隙間にカイロを挟み込むことで、低温のヒーターのような役割を果たし乾燥を加速させます。
直接素材に触れると熱くなりすぎる場合があるため、必ず薄い紙や布で包んで使用するようにしてください。
エアコンの送風口や電化製品の排熱を利用する乾燥術
ホテルの部屋であれば、エアコンの風を利用しない手はありません。
エアコンを「除湿」または「暖房」に設定し、ルーバーを調整して風が直接靴に当たる場所に設置します。
このとき、椅子などを利用して高い位置に靴を置くと、より乾燥した暖かい空気に触れやすくなります。
エアコンの直下や、意外なところでは空気清浄機や冷蔵庫の背面にある排熱を利用することで、効率よく水分を飛ばせます。
ただし、電化製品の排熱口を靴で完全に塞いでしまうと故障や火災の原因になるため、必ず数センチの隙間を空けて設置するようにしてください。
市販の靴専用乾燥グッズで効率を劇的に上げる活用法

頻繁に靴が濡れる環境にある方や、部活動などで毎日靴を酷使する家庭であれば、専用のグッズを導入することでストレスを大幅に軽減できます。
靴乾燥機を使用するメリットと失敗しない機種選びのポイント
靴乾燥機は、靴の中にノズルを差し込んで温風や送風を直接送り込む家電です。
これがあれば、どんなに濡れた靴でも数時間でカラカラに乾かすことができます。
選ぶ際のポイントは、「タイマー機能」と「低温・送風モード」があるかどうかです。
革靴など熱に弱い素材にも対応できるよう、温度設定が細かく調整できるモデルを選ぶのが失敗しないコツです。
また、オゾン脱臭機能がついているタイプを選べば、乾燥と同時に気になるニオイの原因菌を殺菌してくれるため、一石二鳥の効果が得られます。
繰り返し使えるシリカゲル除湿剤の効果的な使い方
「シュードライ」などの名称で市販されている靴用の除湿剤は、中に強力なシリカゲルが入っており、靴の中に入れておくだけで湿気を吸い取ってくれます。
電源が不要なため、場所を選ばず使えるのが魅力です。
天日干しをすることで吸湿力が復活するタイプを選べば、コストパフォーマンス良く長期間使用し続けることができます。
旅行や出張の際にカバンに忍ばせておけば、急な雨の際も靴の中に放り込んでおくだけで、翌朝の不快感を軽減してくれます。
100均で購入できる靴専用ハンガーで乾燥スピードを速める
最近ではダイソーやセリアなどの100円ショップでも、機能的な靴専用ハンガーが手に入ります。
これは靴を逆さま、あるいは斜めに保持するように設計されており、物干し竿に吊るすことができます。
100均の靴ハンガーを使って空中での「全方位乾燥」を実現することで、立て掛けて乾かすよりも格段に風の恩恵を受けやすくなります。
特に、つま先部分が下を向かないように設計されたタイプは、水気がつま先に溜まるのを防いでくれるため非常に優秀です。
乾いた後の生乾き臭や型崩れを防ぐためのアフターケア
靴が乾いたからといって、メンテナンスを終えてはいけません。
急いで乾かした後は、素材に負担がかかっていたり、ニオイが残っていたりすることが多いからです。
消臭スプレーや重曹を活用した不快なニオイの抑制策
どれだけ早く乾かしても、濡れた時間が長ければ雑菌は繁殖してしまいます。
乾かした後にツーンとする嫌な臭いを感じたら、すぐに対策を講じましょう。
消臭スプレーを噴霧するだけでなく、使い古した靴下に重曹を詰めた「重曹パフ」を自作して一晩入れておくと、驚くほどニオイが消えます。
重曹には吸湿効果もあるため、乾燥の仕上げとしても非常に有効です。
乾かす過程で発生しやすい生乾き臭の対策には、重曹を活用したケアが非常に効果的です。
正しい手順を学んで、ニオイのトラブルを元から解決しましょう。

シューキーパーで形を整えながら完全に乾燥させる重要性
水分を吸った靴は柔らかくなっており、乾く過程で収縮するため、型崩れを起こしやすい状態にあります。
特につま先が反り上がったり、横幅が縮んだりすると、履き心地が悪くなってしまいます。
8割ほど乾いた段階で木製のシューキーパーを入れることで、形を整えつつ木材が残りの水分を吸い取ってくれるため、最高の仕上がりになります。
木製のものがなければ、新聞紙を再び形を整えて詰め直すだけでも十分な効果があります。
仕上げに防水スプレーをかけて次回の浸水を未然に防ぐ
防水スプレーは単に水を弾くだけでなく、汚れが繊維の奥に染み込むのを防ぐバリアの役割も果たします。
「早く乾かす」苦労を二度としないために、乾燥直後の最もきれいな状態で強力な防水コーティングを施しておきましょう
効果を最大限に持続させるための正しい頻度とタイミングは以下の記事で解説しています。

よくある質問
最後に、濡れた靴を早く乾かす方法に関してよく寄せられる質問に回答します。
ドライヤーの温風で靴が変質したり溶けたりする恐れはありますか?
はい、十分にあり得ます。
特にスニーカーに使われている接着剤は、ドライヤーの温風を近距離で当て続けると熱で溶け出し、ソールの剥がれを引き起こすことがあります。
また、合成皮革の場合は表面のコーティングが熱で波打つように変形したり、色が変色したりすることも珍しくありません。
安全を期すなら、ドライヤーは常に冷風を使用するか、30cm以上離して一点に集中させないように振るなどの配慮が必要です。
手で触れて「熱い」と感じる温度は、靴にとっても過剰なダメージとなっているサインです。
新聞紙が手元にない時に代わりとして最も役立つものは何ですか?
家庭内にあるもので最も代わりになるのは、キッチンペーパーやトイレットペーパーです。
吸水性は新聞紙と同等以上ですが、すぐにボロボロになりやすいため、こまめな入れ替えが必要です。
また、少し意外なところでは「古布(綿100%のTシャツの切れ端など)」も非常に優秀です。
布は新聞紙よりも奥まで押し込みやすく、洗濯して繰り返し使えるメリットがあります。
外出先であれば、チラシやフリーペーパーなども使えますが、光沢のあるツルツルした紙(コート紙)は水分を吸わないため不向きです。
何もなければ、ホテルのバスタオルで靴を包んで踏む作業を繰り返すのが一番現実的です。
コインランドリーに設置されている靴専用乾燥機は使っても大丈夫?
多くのコインランドリーに設置されている「スニーカーランドリー」の乾燥機は、内部にノズルが複数あり、短時間で効率よく乾かせるように設計されています。
一般的なキャンバス地のスニーカーや合成繊維の運動靴であれば、非常に便利で推奨できる方法です。
ただし、本革のビジネスシューズや高級なブランド靴、熱に弱い装飾がついた靴には適していません。
コインランドリーの乾燥機は一定の高温で一気に乾かすため、デリケートな素材は傷んでしまうリスクが高いからです。
あくまで「丸洗いできるスニーカー」のための設備だと考えて使い分けるのが正解です。
洗濯機で脱水する時に靴の形が崩れないようにする工夫はありますか?
洗濯機の脱水による型崩れを防ぐには、靴の内部に「芯」を作ることが重要です。
具体的には、乾いたタオルを靴の中にしっかりと詰め込み、その上からさらに別のタオルで全体をぐるぐる巻きにします。
これを洗濯ネットに入れてから、洗濯槽の壁面に沿わせるように配置して脱水にかけてください。
これにより、遠心力で靴が激しく暴れるのを防ぎ、かつ内部のタオルが水分を吸い取ってくれるため、形を保ったまま効果的に水気を飛ばせます。
脱水が終わったら、すぐに中のタオルを取り出し、形を整えてから通常の乾燥工程に移ってください。
生乾きの状態の靴を無理に履き続けると足にどんな影響がありますか?
湿った状態の靴を履き続けることは、足の健康にとって非常に大きなリスクを伴います。
靴の内部は高温多湿になり、白癬菌(水虫の原因菌)などの雑菌にとって絶好の繁殖場となります。
わずか数時間の着用でも、足の指の間がふやけ、そこから菌が入り込んで炎症を起こす「湿疹」や「水虫」を誘発する恐れがあります。
また、水分を含んだ素材は摩擦が強くなるため、靴擦れ(水ぶくれ)ができやすくなるのも大きなデメリットです。
さらに、一度強烈に発生した生乾き臭は、後からどんなに乾かしてもなかなか取れなくなるため、健康面でも衛生面でも、完全に乾かしてから履くのが鉄則です。
靴の内部まで完全に乾いたかどうかを正確に判断する基準はありますか?
表面が乾いていても、つま先の奥やインソールの裏側には湿気が残っているものです。
確認の目安として最も確実なのは、乾いたティッシュペーパーを靴の奥に押し込み、数分放置してから取り出して、湿っていないかをチェックする方法です。
少しでもティッシュがしなっとしていたり、水分を含んで重たくなっていたりする場合は、まだ乾燥が不十分です。
また、靴の重さを量ってみるのも一つの手です。
濡れる前の重さを把握していれば理想的ですが、明らかにずっしりと重みを感じる場合は、内部に水分が停滞しています。
指を入れて冷たく感じる場合も、気化熱で温度が下がっている(まだ水分がある)証拠ですので、乾燥を継続しましょう。
