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「靴紐を買い替えたいけれど、何cmを選べばいいか分からない」「買った靴紐が長すぎて、結ぶと余ってしまう」と困っていませんか。
靴紐の長さは、靴の大きさではなく、紐を通す穴の数や靴の形によって変わります。
結論からいうと、一番確実なのは今付いている靴紐を外して測ることで、測れないときは「片側の穴の数 × 15cm」が目安です。
スニーカーは穴の間隔が広いぶん、計算より少し長めが合うこともあります。
この記事では、靴紐の長さの決め方から、穴の数と靴の種類で見る早見表、長さの測り方、長いときと短いときの対処法、長さ以外の選び方まで、靴紐選びで迷わないためのポイントを解説します。
靴紐の長さを決める3つの方法
靴紐の長さを決める方法は、大きく分けて3つあります。
状況に合わせて選びましょう。
今の靴紐を測る
最も確実なのは、今付いている靴紐を外して、その長さを測る方法です。
靴紐を通す穴の位置や間隔は、靴のデザインやサイズによって違うため、計算よりも実際の長さの方が正確です。
今の紐の結び心地に不満がなければ、同じ長さを選ぶのが失敗しないコツです。
今の紐が長すぎる、短すぎると感じている場合は、測った長さから10cm前後を足し引きして選びましょう。
穴の数から計算する
紐をなくしてしまった場合や、外すのが面倒な場合は、穴の数から長さを計算できます。
靴紐を通す穴は「ハトメ」と呼ばれ、靴ひもの専門店では「片足の片側にあるハトメの数 × 15cm」が長さの目安とされています。
たとえば片側に5個の穴がある革靴なら、5 × 15cmで75cmが目安です。
あくまで目安なので、計算した長さに近い、売られている長さの紐を選ぶとよいでしょう。
結んだときの余りで判断する
今の紐の長さがちょうどよいかは、結ぶ前の余り方で判断できます。
靴ひもの専門店によると、紐を通し終えて結ぶ前の状態で、左右に15〜20cmほど余るのが理想とされています。
これより短いと結びにくく、長いと結んだ後の紐が余って、歩いているときに踏んでほどける原因になります。
今の紐の余りを測っておけば、次に買う長さを決めるときの参考になります。
穴の数と靴の種類で見る長さの早見表

穴の数から計算した長さと、靴の種類ごとのよくある長さを表にまとめました。
今の紐を測れないときの参考にしてください。
穴の数別の長さの目安
片側の穴の数から計算した長さの目安は、次のとおりです。
靴紐は60cm、70cm、80cmのように10cm刻みで売られていることが多いので、計算した長さに近いものを選びましょう。
| 片側の穴の数 | 計算した長さ | 選ぶ長さの目安 |
|---|---|---|
| 3個 | 45cm | 45〜50cm |
| 4個 | 60cm | 60cm |
| 5個 | 75cm | 70〜80cm |
| 6個 | 90cm | 90cm |
| 7個 | 105cm | 100〜110cm |
| 8個 | 120cm | 120cm |
| 9個 | 135cm | 130〜140cm |
| 10個 | 150cm | 150cm |
迷ったときは、短いものより少し長いものを選ぶのがおすすめです。
長い紐は結び方で調整できますが、短い紐は結べないことがあるためです。
スニーカーの長さの目安
スニーカーは、穴の数が多く、穴と穴の間隔も広いものが多いため、革靴より長い紐が必要です。
一般的に、くるぶしが出るローカットのスニーカーは120cm前後、くるぶしが隠れるハイカットは140〜160cm前後が目安とされています。
ただし、同じローカットでも、穴の数が6個のものと8個のものでは必要な長さが変わります。
キャンバス地のスニーカーなど甲の部分が高い靴は、さらに長めが必要になることもあるので、穴の数とあわせて確認しましょう。
革靴・ブーツの長さの目安
ビジネスシューズなどの革靴は、穴の数が片側4〜5個のものが多く、60〜80cmが目安になります。
革靴の紐は細く、蝶結びの輪を小さく仕上げるのがきれいに見えるため、スニーカーよりも余りが少なめになる長さを選ぶとすっきり見えます。
足首まであるブーツは、穴の数が多く、足首の部分にフックが付いているものもあります。
フックがある場合は、フックも穴と同じように1か所として数えて計算しましょう。
仕事用の革靴の選び方やマナーは、以下の記事で解説しています。

子どもの靴の長さの目安
子どもの靴も、片側の穴の数から計算する方法で長さを決められます。
子どもの靴は穴の数が少なく、片側4〜5個なら60〜75cmが目安です。
子どもの靴は、余った紐を踏んでつまずかないよう、長すぎないものを選ぶことが大切です。
結ぶのが苦手な小さな子どもには、結ばずに使えるゴムの靴紐を選ぶ方法もあります。
靴紐の長さを測る方法

今の靴紐を測るときは、ちょっとしたコツで正確に測れます。
紐を外して測る方法と、外さずに測る方法を紹介します。
紐を外して測る手順
靴紐を外して測るときは、次の手順で行います。
- 靴から靴紐をすべて外す
- 紐のねじれを直し、机の上にまっすぐ伸ばす
- 紐の端から端まで、先端の硬い部分も含めてメジャーで測る
- 左右の靴の紐を両方測り、長さに差がないか確認する
紐の先端の硬い部分(セル)も長さに含めて測るのがポイントです。
平紐は少し引っ張るだけで伸びることがあるので、軽くまっすぐにする程度で測りましょう。
紐を外さずに測る方法
紐を外すのが面倒な場合は、靴に通したまま測ることもできます。
紐を結ばずに左右に垂らした状態で、通っている部分と余っている部分を合わせて測ります。
通っている部分は、穴と穴の間をメジャーでたどって測り、左右の余りの長さを足しましょう。
正確さは外して測るより劣るので、迷ったら外して測るのが確実です。
売られている長さに合わせるコツ
測った長さがちょうど売られていない場合は、近い長さの紐を選びます。
今の紐の結び心地に満足しているなら、測った長さに最も近い長さを選びましょう。
今の紐が長すぎると感じるなら短い方、短いと感じるなら長い方を選ぶと、使い心地を改善できます。
靴紐は1足分の2本セットで売られていることが多いので、本数も確認してから買いましょう。
靴紐が長いときの対処法

靴紐が長すぎると、結んだ後の輪や先端が垂れて、踏んでほどけたり、つまずいたりする原因になります。
買い替えずにできる対処法を紹介します。
結び方を変えて長さを調整する
紐が長いときに手軽なのが、蝶結びをした後にもう一度結ぶ二重結びです。
結び目が増えるぶん余りが短くなり、ほどけにくくもなるので一石二鳥です。
蝶結びの輪を作るときに、紐を2重に巻いてから結ぶ方法もあります。
ほどけにくい結び方や通し方は、以下の記事で詳しく紹介しています。

通し方を変えて長さを使う
紐を通す方法を変えると、穴と穴の間で使う紐の長さが変わります。
たとえば、はしごのように紐を縦と横に通す「ラダー」と呼ばれる通し方は、普通の通し方より多く紐を使うため、余りを短くできます。
余った紐を足首に一周巻いてから結ぶ方法もあり、ハイカットのスニーカーでよく使われます。
見た目の印象も変わるので、好みに合わせて試してみましょう。
余った紐をすっきり見せる
結んだ後の余りが気になる場合は、余った紐を靴の内側やベロの下に入れ込むと、足元がすっきり見えます。
紐を結ばずに履くスタイルのスニーカーでも、よく使われる方法です。
あまりにも長い場合は、無理に調整せず、短い紐に買い替える方が、見た目も歩きやすさも改善できます。
紐を切って短くする方法もありますが、先端がほつれやすくなるため注意が必要です。
靴紐が短いときの対処法

靴紐が短いと、結びにくいだけでなく、結んだ後の輪が小さくほどけやすくなります。
すぐにできる対処法と、買い替えるときのポイントを紹介します。
通し方を変えて長さを稼ぐ
紐が少しだけ短い場合は、一番上の穴に紐を通さずに結ぶと、結ぶための長さを確保できます。
一番上の穴を1つ飛ばすだけで、穴の間の紐の長さぶん余裕ができるので、手軽に試せる方法です。
ただし、一番上の穴を使わないと、足首周りの固定が弱くなり、かかとが浮きやすくなることがあります。
運動するときや長く歩くときは、長さの合った紐に替えるのがおすすめです。
結ばない靴紐に替える
ゴムでできた「結ばない靴紐」に替えると、紐の長さを気にせずに使えます。
穴に通して、余った部分を切って留め具で固定するタイプが多く、スリッポンのように脱ぎ履きできるようになるのが魅力です。
結ぶのが苦手な子どもや、靴を脱ぎ履きする機会が多い人にも向いています。
100円ショップでも手に入るので、まずは試してみるのもよいでしょう。
買い替えるときの選び方
短い紐を買い替えるときは、今の紐の長さに10〜20cmほど足した長さを選びます。
結ぶ前に左右15〜20cmほど余る長さになっているかを目安にすると、失敗しにくくなります。
穴の数から計算した長さも参考にしながら、今の紐より少し長いものを選びましょう。
靴の種類ごとの目安は、早見表を参考にしてください。
長さ以外に確認したい靴紐の選び方

靴紐は長さだけでなく、太さや形、素材によっても見た目や結び心地が変わります。
買い替えるときに確認したいポイントを紹介します。
太さと形(丸紐・平紐)
靴紐には、断面が丸い丸紐と、平たい平紐があります。
平紐は結び目が崩れにくく、カジュアルなスニーカーによく使われます。
丸紐は穴の中で滑りやすく締めやすいので、ランニングシューズや、細いものは革靴によく使われます。
今の紐と同じ形と太さを選ぶと、穴に通しやすく見た目も変わりません。
穴が小さい靴に太い紐を選ぶと、通しにくくなるので注意しましょう。
素材(ロウ引き・コットンなど)
革靴によく使われるのが、表面にロウを染み込ませた「ロウ引き」の紐です。
表面がなめらかで光沢があり、細くても丈夫で、上品な足元を演出できます。
スニーカーには、コットンやポリエステルの紐が一般的です。
コットンは柔らかい風合いで、ポリエステルは丈夫で色あせしにくいという特徴があります。
交換のタイミング
靴紐は、毎日結んだりほどいたりしているうちに少しずつ傷んでいきます。
表面がほつれてきた、先端の硬い部分が取れた、色あせや汚れが目立つようになったときが交換のタイミングです。
紐が切れかけたまま使うと、外出先で切れて困ることがあるので、早めに交換しましょう。
紐を新しくするだけで、手持ちの靴の印象が明るくなります。
通勤用のスニーカーをきれいに見せるコツは、以下の記事も参考にしてください。

よくある質問|靴紐の長さのトラブル解決
靴紐の長さについて、よく寄せられる疑問にお答えします。
買い替えるときの参考にしてください。
左右で靴紐の長さが違ってしまったら?
左右の余りが違う場合は、紐を通し直して、左右の長さをそろえましょう。
つま先側の最初の穴に通すときに、左右の長さを同じにしておくと、最後まできれいにそろいます。
紐そのものの長さが左右で違う場合は、どちらかが伸びたり切れたりしている可能性があるので、両方交換するのがおすすめです。
靴紐を切って短くしてもいい?
靴紐は切って短くすることもできますが、切り口がほつれやすくなります。
切った後は、切り口をテープで巻いたり、接着剤で固めたりしてほつれを防ぎましょう。
見た目や耐久性が気になる場合は、ちょうどよい長さの紐に買い替える方が安心です。
100均の靴紐でも大丈夫?
100円ショップの靴紐でも、普段使いには十分なものがあります。
ただし、長さや色の種類が限られていることが多いので、ぴったりの長さが見つからない場合は靴店や通販で探しましょう。
毎日使う靴や運動用の靴には、丈夫なものを選ぶと長持ちします。
ブランドごとに靴紐の長さは決まっている?
同じブランドでも、モデルや靴のサイズによって穴の数や間隔が違うため、ブランド名だけで長さは決まりません。
今付いている紐を測るか、片側の穴の数から計算するのが確実です。
メーカーの純正の靴紐を使いたい場合は、公式サイトや店舗で、モデルに合う長さを確認しましょう。
靴紐は片足1本で使う?
靴紐は、片足に1本ずつ使うのが一般的です。
1足分を替えるなら、同じ長さの紐が2本必要になります。
売られている靴紐は2本1組のことが多いですが、1本ずつ売られていることもあるので、購入前に確認しましょう。
