ビジネスシューズの選び方を種類やデザインから解説!おすすめのブランドやサイトもご紹介します

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ビジネスシューズってプライベートで履く靴と違って、「好きなもの」だけで選べませんよね。
相手からの印象やマナーなど自分以外の目線も気にして選ばなければなりません。
探しているうちにどれを選んでいいのかわからなくなってしまって購入をためらったり、勢いで購入してしまう人も少なくありません。
この記事ではビジネスシューズを選ぶポイントとおすすめのビジネスシューズブランドをご紹介いたします。

ビジネスシューズを選ぶときに見るべきポイント

革靴の中でもビジネス向きのものがビジネスシューズや紳士靴と呼ばれています。
その中でも使用シーンやマナーによって適しているデザインなどがあります。
知らずに履いてしまって相手からの印象を下げてしまったりしないように、適切なビジネスシューズ選びをしましょう。
ビジネスシューズを選ぶ際に注目して欲しいポイントをいくつか紹介するので参考にしてみて下さい。

基本的に靴紐があるものがビジネス向き

ビジネスシーンにおいて基本的には靴紐があるものが好ましいとされています。
靴紐があるビジネスシューズは大きく分けて2つのタイプに分かれていて、それぞれに与える印象や使用感が違います。

外羽根式と内羽根式
フォーマルなシーンにふさわしい革靴の選び方 | 「リーガルオンラインショップ」 REGAL CORPORATION

フォーマルな内羽根式

靴の甲の部分と靴紐を通す穴がある「羽根」の部分が一体となっているものです。
すっきりとした見た目で、品のある印象を与えてくれます。
式典や冠婚葬祭などのフォーマルなシーンでは内羽根式がおすすめです。

比較的カジュアルな外羽根式

靴の甲の部分に靴紐を通す穴がある「羽根」の部分が被さっているものです。
比較的カジュアルなシーンでは外羽根式がおすすめです。
丈夫で歩きやすく、営業などのビジネスシーンでよく使用されています。

シーンによって適したデザイン

上記の2タイプと合わせて確認すべきポイントがつま先のデザインです。
使用に適しているシーンと併せて代表的なものを4つ紹介します。

プレーントゥ

プレーントゥ 画像
FUGASHIN プレーントウダービー(FG6211Y) – World Footwear Gallery

つま先に装飾が施されていないデザインで、最も基本的なデザインです。
使用シーンも限りがなく、冠婚葬祭からビジネスまで幅広いシーンで使用可能です。
シンプルなデザインで初心者から上級者まで幅広い層に人気です。

ストレートチップ

ストレートチップ 画像
FUGASHIN GLIESE 581 ストレートチップ(PT1013A) – World Footwear Gallery

つま先に横ラインが入ったデザインです。
格式の高いデザインと言われており、こちらもNGなシーンは特になく幅広いシーンで選ばれます。
プレーントゥよりはフォーマルな印象を持たれます。
内羽根式・ストレートチップの組み合わせが最もフォーマルな印象を与えます。

Uチップ(Vチップ)

Uチップ Vチップ 画像
MIYAGI KOGYO FUJIBANAⅡ(MI6007Y) – World Footwear Gallery

つま先にU文字(V文字)の装飾が入っているデザインです。
こちらはストレートチップほどフォーマルではなく、ウイングチップほどカジュアルでもない、中間に位置するデザインです。
コーディネートによってどちらの印象も与えるため、幅広いシーンに使用され人気のデザインです。

ウイングチップ

ウイングチップ 画像
FUGASHIN EARLY-TIMES 外羽根ロングウイングチップ(FJ21101Y) – World Footwear Gallery

つま先にW文字の装飾が入っているデザインです。
カジュアルな印象を与えるため、フォーマルなシーンではあまり選ばれません。
ビジネスシーンでは、面接や目上の方などの前ではおすすめできませんが、おしゃれをしても良い場であれば問題なく使用できます。

カジュアルなシーンなど限られた環境で使用できるタイプ

上記以外にカジュアルビジネスやオフィスカジュアルなど限られたシーンであれば使用できるタイプもあります。

モンクストラップ

モンクストラップ 画像
LG206 BLK/BRN/BGD – Lime Garden

こちらは靴紐ではなくベルトとバックルで締めるデザインです。
1本のシングルタイプと2本のダブルタイプがあります。
靴紐の革靴にはない、ラグジュアリーな印象が特徴的です。
フォーマルなシーンでは靴紐の方が望ましいためあまり見かけません。

ローファー(スリッポン)

ローファー 画像
LG5540 BLK/BRN – Lime Garden

靴紐もストラップもないデザインです。
着脱がしやすく、機能的にも優れています。
かなりカジュアルな印象で、フォーマルなシーンでは選ばれません。
またビジネスシーンにおいても使用していい場面かよく考えて選びましょう。

ビジネススニーカー

ビジネススニーカー 画像
LG410 BLK/BRN/BGD – Lime Garden

昨今のビジネス多様化に合わせて、使用される靴も変化してきています。
その一つが「ビジネススニーカー」です。
通勤や外回りなどビジネスで歩くことの多い人には革靴よりスニーカーの方が適している場合もあります。
あまり派手な見た目のスニーカーはスーツとミスマッチしてしまったり、相手に良い印象を与えないためビジネスに不向きですが、ビジネススニーカーならそれらの問題をクリアすることができます。

ビジネススニーカーを選ぶポイント

ビジネススニーカーとして使用できるもので気を付けるポイントは以下の4つです。

  • 色はダーク系のシンプルなものを選びましょう
  • 素材はレザーのものがおすすめです
  • ミドルカットやハイカットなどボリュームのあるものは避けましょう
  • パンプ(靴の先)が長いものがおすすめです

色選びはダーク系が基本

使用するシーンにも関連しますが、基本的にはダーク系の色が適しています。
ブラックやブラウン、ネイビーなどが定番です。

スーツとの組み合わせ

ビジネスシューズとスーツ 色の組み合わせ 画像
【靴のコーディネート】スーツに合う革靴の色の選び方と組み合わせ|コラム&豆知識

スーツの色とビジネスシューズの色のおしゃれな組み合わせを紹介します。
ご自身のスーツの色には何色が似合うか確認してみて下さい。

ブラック

ブラックのビジネスシューズは最も基本的なカラーで使用シーンも幅広く汎用性が高いです。
ビジネスではもちろん、冠婚葬祭やフォーマルなシーンでも使用できるため1足は持っておきたいカラーです。
またスーツの色との組み合わせという点でも、汎用性が高く、基本的にはどの色のスーツにもマッチします。

ブラウン

ブラウン系のビジネスシューズはトーンに注意してください。
ライトブラウンなどの明るい色は基本的にビジネス向きではありません。
ダークブラウンなど暗めの色をおすすめします。
ダークブラウンであればフォーマルなシーンでも問題なく使用できます。
グレーやネイビーのスーツと相性が良いです。

ベルトやカバンとの組み合わせ

ビジネスシューズとベルト 色の組み合わせ 画像
覚えておきたい「靴とベルト」のルールとは。 | MEN’S EX ONLINE |

上記ではスーツの色との組み合わせを紹介しましたが、ベルトやカバンなどの小物とビジネスシューズの色を合わせてもおしゃれに履きこなすことができます。
どちらの合わせ方でもハズさないため、ご自身のお好みで選んでみて下さい。

ビジネスシューズの素材には2種類ある

ビジネスシューズは革靴なのでもちろん素材はレザーです。
その中でも天然皮革と合成皮革の2種類に分かれています。
それぞれにメリット・デメリットがあるので紹介します。

天然皮革

天然皮革は履き続けていくことで伸びていき、自分の足にフィットしやすくなるメリットがあります。
耐久性が高く、長期間の使用が見込めます。
合成皮に比べ価格が高い傾向にあるため、いいものを長く使いたい人におすすめです。
こまめな手入れが必要になるため、面倒だと感じる人もいるかと思います。
そういった人には皮革製品専門クリーニングなどを利用してプロによるメンテナンスで長く愛用することをおすすめします。
靴のクリーニングに関してまとめた記事があるので、そちらも併せてご覧ください。

【2023年】靴クリーニング業者のおすすめ10選!選ぶポイントや利用するメリットも徹底解説!
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合成皮革

合成皮革はキズや水に強く、比較的安価に手に入れることができます。
天然皮革のように伸びて足にフィットしたり、耐久性が高くはないものの、デザインの幅が広く手に入れやすい価格から需要が高い素材です。
手入れなども特に必要ないため気兼ねなくビジネスシューズを楽しみたい人にはこちらがおすすめです。

代表的な3つの製法

革靴のアッパーとソールを合わせる代表的な製法を3つ紹介します。
こちらは機能面に大きく影響してきます。
製法によってはメンテナンスして長く使用することもできるので確認しておきましょう。

グッドイヤー・ウェルト製法

こちらはアッパーとソールを2度に分けて縫い付ける製法で、高級ブランドの革靴などに多くみられる製法になります。
防水性が高く、外回りなどが多いアクティブな使用に向いています。
メンテナンスで交換することもできるため、長く愛用したい人におすすめです。

マッケイ製法

こちらはアッパーとソールを1度で縫い付ける製法で、シンプルでスタイリッシュなデザインに仕上げることができます。
通気性に優れており、足の蒸れや臭いが気になる人におすすめです。
グッドイヤー・ウェルトはある程度履き続けないと歩きづらいのに対して、マッケイ製法で縫い付けられた靴は初期段階から歩きやすいといったメリットがあります。

セメント製法

上記の2つと違いこちらはアッパーとソールを貼り付ける製法になります。
生産コストを抑えることができるため、リーズナブルな価格で手に入れることができます。
防水性にも優れており、デザインの汎用性も高いです。
上記の縫い付ける製法のようにメンテナンスで交換し、長く愛用するといったことはできないため、コンスタントに新しい靴を購入する人におすすめです。

機能性も確認しておく

ビジネスシューズを使用する人によくある悩みが以下の3つです。

  • 雨の日に浸水してしまう
  • 蒸れてしまう
  • 重くて疲れる

日常的にビジネスシューズを使用する人はこちらも考慮しましょう。
好きなデザインやブランドで選びたい人には、おすすめの対策や選び方を後ほど解説するのでぜひ参考にしてみてください。

撥水性

雨の日でも使用できる撥水性の高いものがおすすめです。
素材(リンク)で解説した合成皮革の方が天然皮革に比べて撥水性が高い傾向にあります。
またお気に入りの靴が天然皮革など撥水性が高くない場合でも、完全防水の靴下などのグッズを使用して対策することができます。

通気性

長時間履いていると靴が蒸れてきてしまい、臭いの原因になってしまうため、通気性の高いものがおすすめです。
撥水性においては合成皮革の方が高い傾向にあると解説しましたが、通気性においては天然皮革の方が高い傾向にあります。
通気性が低いものは靴用の除菌・消臭パウダーなどを使用して臭い対策をしましょう。

クッション性

クッション性の優れている靴は歩行時の足への負担を軽減してくれます。
クッション性をに担っているのは靴のソール部分です。
ソールといっても大きく3つの部品から構成されています。

  • インソール
  • ミッドソール
  • アウトソール

上位の素材や構造を確認しておくことも大事になってきます。
インソールは後からでも対策できるものです。
詳しくは下記で説明していますのでご覧ください。

サイズとフィット感を確認する

ビジネスシューズならではのサイズ感やフィット感があるのでこちらも確認しましょう。
特に注目してほしいポイントを2つ紹介します。

つま先の捨て寸

ビジネスシューズにはつま先に「捨て寸」があり、余裕があるように作られています。
捨て寸が少なすぎると履き心地が窮屈になり、多すぎると靴擦れの原因になってしまうので注意が必要です。
目安としては1〜1.5cm程の余裕を持たせるようにしましょう。

履き口とくるぶしの干渉

くるぶし 履き口 画像
長さだけでなく高さにも注意が必要です。
革靴は履き口の素材が硬いため、くるぶしと干渉してしまうと怪我に繋がってしまう可能性があります。
試着できる環境であれば確認できますが、確認できず購入後に気づいたというケースも少なくありません。
そういった場合には「インソール(中敷き)」で調整することをおすすめします。
インソールで高さを出すことでくるぶしの干渉を回避することができます。
中には以下のような機能性の高いインソールもあるので、くるぶしとの干渉を防ぐ以外の効果を持たせることも可能です。

また、高さを出すことができるインソールは背が低くて悩んでいる人にも効果的です。
シークレットシューズなどよりも手軽に試すことができるためおすすめです。
詳しくは以下の記事をご覧ください。

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ビジネスシューズの価格帯

一般的なビジネスマンが購入する価格帯は2〜3万円です。
あくまで全年齢の平均値のようなものなので、新人世代の20代とベテラン世代の50代では大きく差が出ると思います。
高級ブランドにこだわりがある人は10万円を超えるものを選ぶでしょうし、コスパを求めている人は2万円以下のものを選ぶことも大いにあるでしょう。
自分がビジネスシューズにかけられる金額で選ぶことが一番大事です。

おすすめのビジネスシューズブランド

世界各国に歴史ある革靴ブランドがあり、我々の日本でもたくさんのブランドが存在します。
だからこそどのブランドを選べばいいのかわからないと悩む人が多いです。
私のおすすめするブランドを年代別に紹介しますので参考にしてみて下さい。
またどんな年代でもおすすめできるブランドも紹介しているのでそちらも参考にしてみてください。

年代別おすすめブランド

あまりに高価なものは顰蹙を買ってしまったり、ブランドの印象から年不相応になってしまうなど、ブランドを選ぶ基準がわからないといった声をよく耳にします。
それぞれの年齢にあったブランドを価格帯や与える印象を基に紹介します。

20代におすすめのビジネスシューズブランド【スコッチグレイン】

スコッチグレイン ロゴ 画像
スコッチグレイン SCOTCH GRAIN

20代は社会人になったばかりの人も多く、初めての1足を選ぶ人も多いのではないでしょうか。
これから活躍する20代の方には革靴の登竜門とも呼ばれる「スコッチグレイン」がおすすめです。
日本製で日本人の足にあった設計はもちろん、製品クオリティが高い上に2万円台から購入できるというリーズナブルさがおすすめの大きな理由です。

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30代におすすめのビジネスシューズブランド【オールデン】

オールデン ロゴ 画像
ALDEN | THE LAKOTA HOUSE

ビジネスシューズに履き慣れてきて、足元を気遣えるようになってきた30代には「オールデン」がおすすめです。
アメリカの高級ブランドのオールデンは革靴の王様とも呼ばれており、最上級の革を使用したブランドです。
1884年に設立され革靴ブランドの中でもトップクラスの歴史を持っています。
使用するほどあじが出るため、愛好家が多いのも特徴です。

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40代におすすめのビジネスシューズブランド【エドワードグリーン】

エドワードグリーン ロゴ 画像
Edward Green | エドワードグリーン

社会的にもベテランの立場になってきている40代には、ジェントルマンの語源でもあるイギリス最高峰の革靴ブランド「エドワードグリーン」がおすすめです。
歴史も深く、愛好家だけでなく靴職人までもが絶賛するクオリティです。
年を重ねたからこそ履きこなせる高級ブランドです。

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50代におすすめのビジネスシューズブランド【ジョンロブ】

ジョンロブ ロゴ 画像
John Lobb: Finest bespoke and ready-to-wear shoes

社会的にも立場が上になっているであろう50代の方には、革靴ブランドの頂点とも言われる「ジョンロブ」がおすすめです。
20代や30代の方には手が伸ばせないような価格であり、履きこなせるようなものでもありません。
一生物と言える様な一品の数々が揃っています。

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迷ったらこのブランド

プレゼントでビジネスシューズを選んだり、どれを買っていいかわからない人には、「リーガル」や「クラークス」がおすすめです。
どちらも有名なブランドで幅広い年代の方に支持されています。

圧倒的な知名度【リーガル】

リーガル ロゴ 画像
靴のリーガルコーポレーション「公式」通販 サイト 「 リーガル オンラインショップ 」 | by REGAL CORPORATION

誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
本格的なビジネスシューズを購入しやすい金額で取り扱っており、革靴のベテランさんからこれから革靴を使う若い方まで、幅広い年齢層に人気のブランドです。
国産の革靴で日本人のために設計されており、履きやすさにも定評があります。
また、修理や交換などのアフターサービスが充実している点も、高い支持を受けている理由でしょう。

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抜群の機能性【クラークス】

クラークス ロゴ 画像
Clarks (クラークスジャパン) 公式通販

世界のカジュアルシューズの原点にもなっているイギリスの革靴ブランドです。
歴史も長くリーガルと並ぶ幅広い年齢層に支持されるブランドです。
特徴はなんといっても履き心地の良さです。
機能性の高いビジネスシューズを選ぶのであればクラークスで間違いありません。

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