ネットで靴を買う時の選び方！サイズの違いや測り方も解説！

ネットでの買い物が当たり前の今、ネット通販で靴を買う方も多いのではないでしょうか？
しかし靴のネットショッピングは実際の商品を履いたりすることができないため、購入後にサイズが合わないなどの失敗が起きがちです。

この記事ではサイズの失敗を回避し、便利なネットショッピングを利用するためのコツを解説します。

実際の足のサイズ

ネット通販で靴を買う時に失敗する一番の原因は「サイズが合わない」ことです。
つまり自分の足のサイズを知ること＝ネットで靴を買って失敗する可能性をかなり下げることにつながるということになります。

自分の足のサイズくらい知ってるよ…と思う方が大半だと思いますが、多くの人が把握している自分の足のサイズというのは「足の長さ」だけです。
そのため「足の幅」や「足囲（ワイズ）」を考慮せず購入してしまい、サイズが合わないといった失敗を起こしてしまいます。

まずは正しい自分の足のサイズを知ることから始めましょう。
サイズが合わないことで起こるリスクなどをまとめた記事も合わせてご覧ください。

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2022.09.19

足のサイズの測り方

だいたいこれくらい…と感覚で測ってしまうのはNGです。
足の長さ、幅、足囲（ワイズ）をしっかりと測りましょう。
それぞれの測り方を紹介します。

長さ

自分の足の一番長い指先と、かかとの一番出ている場所の長さを測りましょう。
人によって一番長い指がちがったりと、足の形は人それぞれ違います。
紙と鉛筆を用意して印をつける測り方が一般的な測り方です。

幅

こちらも長さと同じように紙と鉛筆を使って測ることができます。
長さと一緒にこちらも測っておきましょう。
親指の関節の一番出ている場所と小指の関節の一番出ている場所の長さを測りましょう。

足囲（ワイズ）

こちらのサイズが最も知られてないのではないでしょうか。
足囲（ワイズ）とは足の厚みの長さとイメージしてもらえればわかりやすいと思います。
先ほど幅を測った親指の関節の一番出ている場所と小指の関節の一番出ている場所の一周の長さを測りましょう。

靴のサイズの選び方

上記で正しい足のサイズを測ったあとは、いよいよ靴のサイズを選びます。
靴のサイズを選ぶ上で知っておくべきポイントを解説してきます。

捨て寸を考慮してサイズを選びましょう

自分の足の長さを測り安易にそのサイズの靴を購入すればいいというわけではありません。

靴を履き歩行すると足に体重がかかりサイズが変化したり、足が移動するため窮屈になり、痛みなどのリスクを引き起こしてしまいます。
そのためつま先と靴の間に少しのスペースがある状態が好ましいとされています。

これが捨て寸といわれるものです。
一般的には実際の足のサイズ+1〜1.5cmほどを目安とします。

サイズの表記を確認する

生産国やブランドによってさまざまですが、できる限り長さや足幅、足囲（ワイズ）など細かいサイズを把握した上で購入を検討しましょう。

足囲（ワイズ）

多くの方が見ているサイズは「足の長さ」です。
「25.5cm」など「cm」で表記されていますね。
しかし足囲（ワイズ）は長さのように「cm」では表記されておりません。
A〜Fのアルファベットで表記されているのが一般的です。

上記を踏まえ、前述した「足の長さ」、「足の幅」、「足囲（ワイズ）」で自分のサイズを確認してみましょう。

レディース

メンズ

子供

サイズが海外表記

購入を検討している靴の生産国が海外の場合、サイズが日本表記でないケースがあります。
一般的に私たちが目にするサイズ表記は「センチ」で表記されています。
間隔は0.5cmずつです。

しかし海外ブランドの多くは「インチ」で表記されています。
以下の表で自分のサイズをインチに置き換えて購入しましょう。

サイズ以外のネット通販で失敗しないコツ

上記では最も失敗しやすい原因となる「サイズ」について解説してきました。
サイズによる失敗を防ぐことで失敗する確率はかなり低下することでしょう。

ここからはその他の失敗しやすい原因を紹介いたします。
合わせて注意することで、さらに失敗のリスクを回避することができます。

実物と見た目が違う

ネット通販で靴を買う時、画像を見て購入すると思います。
しかし、閲覧する環境（デバイス）や掲載されている画像によって、イメージとは違う物を購入してしまうリスクが発生してしまいます。

そのため、なるべく多くの画像を見て判断することをおすすめします。
撮られている角度や光のあたり方など気に入った靴を見つけたら、掲載されている画像以外の画像もネット検索などから検索し、細部まで確認するようにしましょう。
素材・色・靴のブランドによっては偽物と本物の違いなども確認しておきたいポイントです。

お店や出品者の選び方

購入する靴を出品しているお店や出品者にも気をつけましょう。
色やサイズを間違えて購入した際に交換してくれるサービスなどアフターサービスがあるお店を選ぶことや、出品者の評価を確認しておくことで、万が一の際にも対応してもらえるようなお店か確認しておきましょう。

口コミ

口コミで実際に購入した人のコメントから、履き心地や機能面など、画像からわからないメリットやデメリットも確認しておきましょう。
口コミを確認することで失敗のリスクを回避できるケースもあります。

返品の可否

お店や出品者によっては、返品・交換のサービスがない場合もあります。
誰しも購入する際に間違えてしまったりすることはあると思います。
色やサイズなどうっかり間違えてしまった場合にも、返品や交換を無料で行ってくれるお店や出品者であれば安心して買い物ができます。

ネット通販の便利なサービス

ネット通販のサイトによっては、返品・交換を無料で行うだけでなく、購入前にスマホで簡単に足のサイズを3D計測するサービスや、試着・試し履きができるサービスもあります。
最近はネット通販で靴を購入することも多くなってきているため、さまざまなユーザーのニーズに応えるサービスが増えてきています。

アマゾンファッション

世界中で利用されている通販サイト「アマゾン」が運営するファッション通販サイトです。
色やサイズ交換が無料で、2000円以上の商品は送料まで無料となっています。
また返品も30日以内であれば、定められた条件内で無料で対応してくれます。
ただし返品できないケースもあるため以下の条件に当てはまらないように注意が必要です。

• 商品が到着してから30日が経過している
• 返品対象外のカテゴリーの商品
• 開封後、使用済みの商品
• 商品タグを外してしまった商品

楽天ファッション

日本最大級のECモールサイトの楽天市場が運営するファッション通販サイトです。
こちらは3980円以上の買い物は、送料が無料です。
またサイズや色の交換も以下の条件に当てはまらなければ無料で対応してくれます。

• 商品到着から9日を経過した商品
• 屋外試着された商品
• タグや値札を剥がしてしまった商品
• 傷や汚れをつけてしまった商品

ご自身の身長や体重などの情報を入力することでおすすめのサイズを表示してくれる「フィット・アドバイザー機能」や、着こなしやコーディネートをショップスタッフが提案してくれる「コーディネート機能」など、便利なサービスもあります。

ZOZOSHOES

こちらはファッション通販サイトZOZOTOWNの靴専用モールです。
注目すべきはZOZOMATというサービスです。
専用マットとアプリを使用すれば記事で前述したサイズ計測は不要です。
3Dデータ化して、細部まで足のサイズを計測してくれます。
そのデータを使用し、相性の良いシューズなどを提案してくれるなど、便利なサービスとなっています。
ZOZOMATによりサイズが合わないといったリスクはかなり軽減されるのではないでしょうか。

もちろん返品・交換のサービスも条件つきで無料で行っているので安心して購入できるサイトとなっています。
以下の条件に当てはまらないように注意してください。

• 商品タグや値札を取り外している
• 商品や箱に傷や汚れをつけてしまった
• 商品到着から1週間以上経過している

ロコンド

ファッション通販サイトのロコンドは「お家で試着、気軽に返品」を謳っており、ネットで靴を探しながらも実店舗のように気軽に試着したいという方にピッタリの通販サイトです。
サイズ交換・返品を以下の条件に当てはまらなければ、無料で行ってくれます。
サイズ交換は出荷から14日以内、返品は21日以内なので注意が必要です。

• 土足で使用した
• 包装や箱の紛失
• タグや値札を外してしまった
• 商品や箱に傷や汚れをつけてしまった

まとめ

自分の足のサイズは知っているようで知らないものです。
ネット通販は便利なものですが、失敗してしまうリスクを孕んでいます。
購入する前に自分の足のサイズをよく知ることで、安心して便利な買い物をしましょう。